STAFF INTERVIEW
林口 典雄
50歳 専務取締役
入社27年目
昭和25年(1950年)の創業以来、現在までの73年間、当社は独自の技術でお客様のニーズを叶えるオーダーメイドの特殊ロールスクリーンを主に、企画・開発・製造・販売を行ってきました。他社にはない設備と高度な技術でロールスクリーンのニッチな市場で君臨してきたのです。この特殊で高度な技術を次世代に伝承していくために、当社では現在、人材採用を積極的に行っております。 人材採用を積極的に行い、技術の伝承を行うと同時に、開発・製造・販売の各部署の強化を図ることで、特殊な製品ばかりではなく、自動車関連などの普遍的な製品も拡大していきたい、また、ロールスクリーンに必要な部材も高機能な製品を開発し販売を強化したい、そのことで特殊品、普遍的製品、部材の3本の柱で基盤を固め、経営を揺らぎないものにしてきたいと考えています。
当社のロールスクリーンは、7つ星ホテルの部屋の内装に採用されたり、美術館や体育館、または空港の管制塔、新幹線の窓、ドーム球場、結婚式場から農業プラントや工場、病院など様々な建物に採用され様々な用途で活用されています。光や熱を避けるだけでなく、音を遮り静かな空間をつくることにも活用されている当社のロールスクリーン。今後も色々なところに展開される可能性を秘めています。いずれは世界を視野に入れて、世界に向けて新製品を発表する企業になりたいんです。
当社に入社した社員には、若いときから色々なことを経験させて視野を広げていただこうと考えています。そして自分で考え、自分で実行できる力を養っていただき、自ら色々なことにチャレンジしていただきたいのです。仕事に必要な資格も、費用は会社負担で取得していただけます。社員の成長に必要な投資は惜しみません。ぜひ一度、私たちの話を聴きに当社までお越しください。
竹内さん
業務課 主任
入社5年目
私は転職で当社に入社しました。以前、勤めていた会社が移転することになり、通えなくなったので転職することになりました。そして、家から通える範囲で求人を探しました。そこで出逢えたのが当社でした。当時、まだ子供が学生だったので、正社員として長く安定して働けそうな会社を探したんです。そして、林口工業の求人を見つけました。正社員募集だし、事業内容も、新幹線やドーム球場のロールスクリーン製造と知って、安定した会社だと強く感じました。そこで面接を受けたんです。面接では、専務が私の話をしっかりと聴いてくださいました。また専務が話される会社の話も非常に情熱的でした。それで当社に入社することを決めたんです。
当社では事務職として勤務することになりました。けど、最初は私にできることがあるか不安だったんです。しかし、私の得意そうなものから少しずつ担当させてもらえて、自分のペースで仕事を覚えていくことができました。今では、見積書作成や、グッドデザイン申請文書作成、翻訳機を使っての海外輸出事務関連の仕事、そして人事関連のことを担当しています。
仕事に必要な資格や、自分のキャリアアップにつながりそうな資格は「ぜひ取りなさい」と勧められ、ここに入社してから、2021年には2級秘書検定を取得、2022年には準1級秘書検定を取得、そして2級建設業経理士の資格も取得できました。秘書検定は独学で勉強し、そして建設業経理士は通信教育で勉強したんですが、通信教育の費用や建設業経理士の受験料は会社で全額負担してくださいました。とってもありがたかったです。
社内は人間関係も良好で、わからないことも聞きやすい環境です。また、上司や先輩が自分の長所を見ていただけますので、前向きに仕事に取り組め成長できる会社だと思います。 アットホームな社風ですが、社員同士で深く干渉し合うこともなく、適度な距離感を持った人間関係を築けるところも、とっても気に入っています。
北村 吉隆
48歳 設計課 課長
入社17年目
僕は転職してこの会社に入ってもう17年になります。前職でCADを使って地図製作の仕事をしていたので、ここでは入社以来ずっと設計の仕事を担当しています。全くの異業界から転職してきましたので、最初は知らないことも多くて大変でしたが、社長について行って現場を廻って知識と経験を重ねていきました。 当社はロールスクリーンのメーカーですが、規格品が少なく、お取引先のご要望に沿って一品一品オーダーメイドで作っていきますから、同じ仕事を繰り返すことは少なく、絶えず新しいものにチャレンジできますので、はっきり言って面白いですよ。時間はかかりますけどね。2~3年かけて製品化していくこともありますが、自分が考えたものが製品になって世の中に出るんです。仕事の醍醐味を感じられますね。
いままで手掛けた仕事で感慨深かったのは、東京国際フォーラム。これは今まで手掛けたロールスクリーンで最大のものでした。あとは静岡空港の管制塔かな。これも特殊なフィルムを使ってロールスクリーンを作ったんです。ほかにも色々ありますが、どれもこれもハードルの高い仕事でしたから、それだけに完成させたときは嬉しかったですね。
今後やりたいことですか?そうですね、やはり後継者育成ですね。私たちが作ってきたロールスクリーンの技術を継承してくれる人達をもっと採用して、育成していかなければなりません。当社の技術は他社にはない特殊で高度なものですし、今後も様々な分野でニーズが拡大していくものですからね。未経験の方でも、しっかり、丁寧に指導していきますので、いま入社される人には多くのチャンスがあると言えます。未経験からしっかりと自分の手に技術をつけたい方は、ぜひ当社を覗きにお越しいただければと思います。
北出 幹雄
47歳 製造課 課長
入社24年目
私はもともとモノづくりが好きで、前職も製造工場で勤務しておりました。そして、前職から転職する際に、当社の専務が私の高校の先輩だったご縁から、こちらに入社させていただくことになりました。
現在の私の仕事は大きく分けると2つあります。1つ目はお客様からの注文内容を確認し、製造指示書を作成する業務です。特注の対応が多いため、毎回、内容に変化があり、やりがいのある仕事です。そして2つ目は、お客様からのご相談やクレームに対応する仕事です。難しい仕事の依頼を受けたとき、各内容を詰めていく上で、営業から工場、そして施工、納品まで点と点が線でつながり、うまく納品まで出来たときには喜びを感じますね。
職場の人間関係はいいと思いますよ。ただ、社内では友人ではなく、仕事仲間なので必要以上に深く入り込まず、あくまでも仕事中心の付き合いでいいと考えています。私は、社員みんながお客様のほうを見て仕事を進めていくことを重視していますので、社内の上下関係も必要なく、全社員平等であることを大事にしています。だから私は、お客様や上司に対する言葉遣いと、部下に対する言葉遣いを同じになるように心がけているんです。
今後の夢は、工場内に、誰でも簡単に正しく作業できるフォーマットを作り、私たちが経験してきた苦労をしなくても、若い人達がモノづくりに取り組める、効率よく仕事ができるようになる。そういった仕組みづくりを完成させるのが私の夢ですね。